保育士からの
メッセージ
保育士レポート 2歳児担任
順正寺こども園
勤続 2年
母も保育士で、幼いころから母が子どもと遊ぶ姿や、家で楽しそうに保育準備をする様子を見て育ち、自分も保育士になりたいと自然に思うように。夢をかなえてからは、毎日が楽しくて天職だと実感する日々。2歳児クラスの担任。
- 仕事に就いて分かったことは?
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私たちにとっては何気ない日常生活でも、子どもにはキラキラとした発見や学びが詰まっているということを知りました。だから、子どもの興味は移ろいやすいので、よ〜く観察することが大切。それを実感した出来事が、保育の本を見て作ったペットボトルのおもちゃを1、2回しか遊んでもらえなかったこと。子どもの思いを観察する視点が欠けていて、興味に寄り添うものではなかったことに気づきました。
- 子どもから学んだことは?
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ある女の子が泣いていて、どんなに声をかけても心を開いてくれません。すると男の子がやってきて、隣に座り笑顔が戻るまで黙って頭をなでていました。そのとき、「子どもがほしいのは、その時々の心もちに共感してくれる先生である」という倉橋惣三さんの言葉を思い出しました。人は理由も分からず悲しくなることもある。そういう時はただ隣で共感してくれる人が必要なんだ! 学生のときに学んだことが実感として分かった瞬間でした。
- 仕事で心がけていることは?
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子どもたちが帰ったあとに、その日の自分の保育を振り返るようにしています。「○○ちゃんに少し強めに注意してしまったのは、本当は私に余裕がなかったからなのでは?」と自分の行動を冷静にみて、明日の自分が今日より一歩前に進めるよう努めています。振り返ることは見たくない自分を見ることになるので悩むことはありますが、日々前進できるため思い悩むことはありません!
掲載日:2022年10月01日